宗教よりも科学を信頼しよう（科学教）
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7.1初めに イラ 物理学者は、『真理』を実に単純に信じています。「この世界には真真理があって、その法則に従って世界は動いている」という信念でです。宇宙論で言えば時間軸は横糸みたいなもので、縦糸としてて量子論的ゆらぎやカオスなど、様々な数理的現象が組み込まれてています。まさに必然と偶然のゆらぎの中で、この世界が出現してている。それを知ることで世界を認識できる。それが物理学者ですす。科学は、宇宙の背景輻射ムラの精度、および宇宙の構成物質等から、宇宙の年齢を137億歳と3桁の精度で語ることを可能としますす。 そこでワヤは思った。 考古学や生物学のデータは、分子生物学の理論の裏づけをするために貢献している。それは、物理とは別の学問であった化学が、現在、物理の中で論じられるようになった事に似ています。やがて哲学および心理学なども、物理の中で包括的に論じられる日が来るだろう。そこで私がいつも思うのは、誰もが同じ結果を再現できる真理を基盤とする科学が、政治や宗教を導けないか、ということだ。科学の発展は、人々全てを幸福にするものではない。でも我々が科学的に文化および社会を理解していかなければ、生命は絶望に向かう。自然は文明とのバランスを許してくれない。科学の結果は、そう語っている。
7.2知識では理解できない現象を恐れる 一般庶民は、心霊写真、幽霊やお化け、・・・、など超常現象を楽しんでいるが、理解できない自然現象に遭遇すると、不安になる。 『車両が接近した時、トンネル内の湿度が高温に成り、結露で前照灯の灯が見えなく成り、黒い煙の様に成ります。特に対向する電車が接近した際に、突然、相互に前照灯の灯が現れ、双方の運転台のガラスに水蒸気が当たり、冷えているガラスに一瞬に冷やされて曇ります。この体験は、速度270Km/hr.、秒速70数ｍで走行する運転手のみが経験する、不思議な体験です。』 運転手が経験するこの現象を科学的に解説すると、断熱膨張・圧縮と言う現象です。飛行機のパイロットも経験します。しかし、外部の瞬時、瞬時に起きて行く現象ですから、機密な室内での肉体的影響はありません。
えません。 通常の生活で見る事の出来ない自然現象に遭遇すると、科学知識のない人が、未知なる自然現象に恐れを抱く感情ですから、精神的なダメージを受ける人もいるかもしれません。現代・自然科学で知られた最先端の現象を、その他の分野の専門家が理解するのは難しい。したがって、それを、一般の人々が理解する事は、至難の業であり専門家の説明を、信じるしかありません。現在の科学情報は多岐に渡り、大昔のプラトンなど、オールマイティに知識を持つ者はいません。 7.6宗教に頼る共通した不安心理 おばあさん記憶細胞を知っているかい。ミラー細胞を知っているかい。3.6.4で詳細を書きましたが、体験しなくても、疑似体験で学習できる細胞である。相手が悩めば、同じように悩む。相手と会話を交わすだけで、共通の認識を持つ。並列コンピュータのような互いの脳の仮想空間が語り合い、共に育った故郷の昔の風習を懐かしみ、ニューロンネットパルスパターンの共通化がもたらされる。実在する仲間同士、外界の刺激を通して、仮想空間内にそれぞれのイメージを描かせて、共通の認識を共用する。 人間の場合、一番心を痛める感情は、前にも書いたように恐怖だ。自然災害の恐怖、水子を含む親族との別れの切なさ、そして死に対する恐怖。これらは脳をトランス状態にし、宗教を生み出した。 郷土に愛着を持つだろうし、異郷で同じ脳内波形パターン、あるいは仮想空間を持つ同類と会えば、緊張が解される。同じ仲間同士の脳波は、対面する相手との新たな脳波パターン回路を作らなくて済む。脳内エネルギーの消費が抑えられる。楽になり不安は解消される。逆に仮想空間から友が去れば、その空間は混乱して不安となる。したがって、孤独な状態の時に、知人等から宗教勧誘の声がかかると入信してしまう。不安を煽られるのが原因だ。
り返すと、占いのお告げを信じ込んで行くように、やがてそれは暗示となり、思考回路が閉じて、指示された様に動き出す省エネ回路になっていく。毎日仏飯を仏壇に置いて、毎日祈りをしなければ天罰が、お題目を唱えないと不安になってくる等、単純な儀式によって暗示がかかり、止める事が出来なくなります。 7.3アニミズムと悲しみ、苦しみ、恐怖・・・ 三大宗教の歴史の流れを見ると、ユダヤ教（B.C12世紀頃→キリスト教→イスラム教（A.D6世紀）、バラモン教（B.C10世紀→仏教（B.C5世紀）→ヒンズー教（紀元前後）の二つの流れがある。それ以外には、老荘思想や人間の道徳を説く儒教（B.C5世紀頃）思想、ギリシャ(B.C7世紀)や日本に代表される、自然神を擬人化した多神教などがある。 宗教の始まりは、10万年前のネアンデルタール人が、死んだ子供を丁寧に埋葬したらしい心に結びつく。今から1980年代、東洋思想ブームが起こり、梅原猛、紀野一義、佐和高研他、多くの東洋哲学者が著者になり、仏教を中心とした宗教シリーズ本が発売された。宗教以前となると「アニミズム」、「シャーマン」なる単語を耳にする。
寂しさおよび不安を、彼に永遠の魂があるとして、脳裏で正当化したものである。愛する者達との別れの寂しさ、辛さを永遠の魂として、正当化し埋葬する。そのような遣る瀬無い心情の中から、発生した。 残された者の大脳に生じている状況を説明すれば、生前の死者との間の生活で出来上がった、幸せを感ずる脳回路が、突然機能しなくなる。現在起きている死と向かい合う回路がない。刺激に対する回路が、パニックだ。悲しい、苦しい、・・・。しかし、それは並列コンピュータのイメージするような、脳内で感ずる処理は仮想空間のsituationです。ペットが亡くなれば、ペットロス症候群となり、その残像が薄まるまでノイローゼが続く。恋する者を追い続けるストーカー、幻覚に生きるドラッグ患者・・・、皆さんは、多かれ少なかれ自分の仮想空間で、自問自答しつつ行動をする。実在する世界から遊離した、仮想空間内で生きる姿が浮かび上がる。仮想空間で死者の魂を永遠のものとすれば、死者を生存した状態で処理できる。
ロン回路網は、新たな回路を作るエネルギーの補給を必要とせず、訂正で収まる。回路網修復のネルギー効率は、最小限ですむ。生命系の流れは、DNAの継承の他に、先人から学んだ知識の継承も含まれる。子供や孫の世代になっても、語り継がれた先人の教えは、受取人の脳の仮想空間の中に、魂として生存している地面が揺れて割れる、真っ暗な雲と雷鳴、豪雨と濁流、大きな自然災害を目にして、予想もしない状態に陥った時、孫は先人の魂に相談する。天変地異の災害に伴う熱い、冷たい、苦しいおよび痛い、呻きを伴った、地獄の恐怖と絶望の淵で、先人の助言が心に響く。脳内の何処かから、先人の声がする。立ち上がれ、前に歩け、・・・。 《先人の声が聞こえるのは、頭頂葉後部への感覚情報の供給が抑制され、恍惚状態となり、脳は自己の時間的・空間的感覚を、自覚できなくなるため；幻聴などが聞こえるのは、統合失調症》。 自然の脅威に不安を持つリーダは、彼の仮想空間、心の何処からかで発する先人の言葉に、驚嘆を持って従う。そして村人達に語る。こうしてそこに、素朴な地域に適応した道徳観、宗教が生まれる。部落が存在するだけ、土着信仰としてのアミニズム宗教が生まれる。 7.4宗教の発生
し、シャーマンからの刺激を受けることによって儀式化し、生活の中に浸透する。村の儀式は祭りに変わり、祭りは、幼な心に思い出として、村人には習慣として、脳内回路に記録されていく。偏桃体を通して海馬に長期記憶（エピソード記憶）として記憶され、強固な記憶となる。村人達は、儀式をしなければという暗示がかかり、怨霊の、神の祟りが・・・と、心が不安になる。長老は、昔の祭りや儀式を懐かしむ。れっきとした、エピソード記憶に浸る。 村は、歴史とともに統廃合され、大きな集合体である部族へと変わっていった。それと共に、各部落で行われたシャーマンの儀式も、強い部族側に統一され、多神教であれ、一神教であれ、宗教に変わっていく。多くの修行僧は、教祖が語ったであろう経典を読んで、指導者を目指す宗教に変わっていく。これは、生命系の進化軸として当たり前の話だ。多くの修行者達は、理解できない自然の恐怖や畏怖を脳が処理できなくて、自然神と、賢人が作り上げた一神教の神との間で、自分の持ち合わせた全ての知識をフル稼働し、身体を酷使して、過酷な修行を実行して、それらの語るところの理解に努める。千日回峰行のように、身体を極限に追い込み幻覚を発生させる。この神秘体験から、最後に神という回路を作って、苦痛から逃れる。菩薩の境地を悟る。 ある者は、過酷な修行により脳内パニックを起こすことになり、ノルアドレナリンやセロトニンなどの脳内分泌物質の分泌を促し、脳内錯乱を起こさせる。ある者は、人為的にケシの実やコカの葉のエキスに手を出して、脳内錯乱を起こす者もいました。幻覚が神を呼び、恍惚が平和を呼ぶ。これこそ、神の言う己の悟りだ。 NHKスペシャル 「脳と心」から https://www.youtube.com/watch?v=IK_6z5VOCuM
7.5宗教の分裂 話し変わって、宗教もシャーマンが唯一の神となり、自然神信仰から大衆を分かり易く導く一信教が、主流となる。そして、それが大衆に受け入れられて大きくなると、エネルギー揺らぎに従い増大し、また、分裂し易くもなっていく。 仏教は、心の悩みを和らげてくれる多神教でもあるので、お釈迦様にすがる者、阿弥陀さんにすがる者、観音さん、薬師さん、不動明王さん、地蔵さん・・・すがれるものが有れば何でもいいのです。それぞれが、それぞれの解釈で全く正反対の生き方をした羅漢さん達も、皆菩薩になって、生き方の対象になっている。法華経には多くの仏がいて、それぞれに徳を説いているとも書かれているし。 教祖の教えを受け継ぐ後世の高僧達は、教祖の語る話を、それぞれの時代の外部環境下で、大衆に理解され易いように、教祖の話に自分の考えを織り交ぜながら、救済していった。したがって、高僧達の間で、異なった解釈で語るようになるので、弟子達の解釈の争いとなって分裂していく。それは、エネルギー拡散の法則という自然の理だ。そして、分裂したそれぞれの宗派は、存続のために正当性を主張して、また、エネルギーを蓄積するために、信徒を集めだす。高僧が増えて、さらに宗教を存続させようとするための維持費が嵩むようになると、現世利益、現世祈祷など様々な儀式を通じて、組織拡大を目指す事になる。例えば、ある宗派は、死を目前にした豪商達や、時の権力者達の弱みに付け込んで、信じれば救われる等の甘い言葉を投げかけて、現世利益宗教に変わっていく。 敦煌に行くと、中国の豪商達が阿弥陀にすがろうと、阿弥陀の横に彼等の絵を描いてもらっています。阿弥陀迎合図は、阿弥陀が藤原道長を迎えに来て、極楽に行けるように願って描かれた。 もう一方の宗派は、庶民信仰として分かり易い村の祭り事や、水子供養が地蔵菩薩と結びつき、庶民の心の中に浸透していく。不動明王信仰も、地域社会における庶民信仰として、生を受けた時から埋め込まれて行く。生後間もなくのうちから、まっさらな脳内コンピュータ内に、エピソード記憶として日常的に埋め込まれる。 また、宗教は科学のように論理と実証の積み重ねではなく、賢人の妄想概念を説くものであるので、高僧の間で解釈が異なるのは、自然の成り行きである。各宗教に門徒・氏子・信者が増えて、寄付されるお金というエネルギー、あるいは売り上げるエネルギーが増えてくると、それは拡散しようとするのが自然体である。増大したそれは、優秀な高僧の間の些細な宗教解釈の違いから分裂を誘い、それぞれの信者を連れて分裂していく。それが大きな仏教・キリスト教・イスラム教に、多くの宗派がある所以です。そして、攻撃性の高い宗派は、神の下にジハードと称して、宗派での地位の低い信者を、自ら犠牲にさせながら、勢力争いを繰り返す。 昔日本に伝来してきた仏教でも、真言宗系と天台宗に分裂して、それがさらに細かく分裂した。中国ですでに分派している禅宗などは、別の流れになっている。 7.8既存の宗教のインチキ 宗教批判1.キリスト修道女
ーナは、親によって強制的に修道院に入れられます。そしてその後、彼女の息子は養子に出されるという事で、確認応答の誓約書に署名しました。 「私は、息子について話すことはありません、また、行方を捜すことはありません。」 僅か3歳だった彼女の息子は、施設を維持するために売られました。しかし、実際は奴隷貿易だったのです。母親には何も知らせずに息子を売るという、最悪の行為です。50年後に、あるジャーナリストはその話を聞いて、事実に気づきました。そして、フィロミーナとジャーナリストは、息子の居場所を捜しだしたのですが、残念ながら彼女の息子は、１０年前に同性愛者からのエイズの感染により、苦しんで亡くなっていました。 墓を捜したところ、驚くべき事に修道院の庭にありました。誰も真実を教えてくれません。それは、宗教の施設を維持するための理由でした。 修道女が、聖書に書かれている事に背いてお金を稼ぐ。ジャーナリストは、考えました。宗教とは、何ですか？ 宗教批判2. NHKは、午後9時のドキュメンタリー番組で「魂は死後に存在していますか？」を放映していました 宗教批判-3
国、特に南部では公立学校で進化論を教えるべきかどうかについて対立があることをご存知でしょうか。ダーウィンの進化論に反対して、聖書にあるように全生物は創造主が個別に創った、ノアの洪水は実際にあった、地球の年齢は一万年以下という主張を行う創造科学（科学的創造論）というものがあります。一般的な日本人の感覚から見ると異様な感じがします。しかし、日本人でも進化論を正しく理解している人はどのくらいいるのでしょうか。掲示板で議論を行った私の経験からは、日本人の間でも進化論についての誤解は広くいきわたっているようです。
この宗教的な教えが、地区の過半数の支持により小学校に導入されようとしています。 この流れは、科学に関係する者から見ると、恐ろしくもあります。 7.9
22宗教が否定される理由 7.9 22 宗 教 が 否 定 さ れ る 理 由 1 9 世紀に端を発したスコラ派神学者に続き、2 1 世紀の神学者達は 、科 学 と の 矛 盾 の つ
じ つ ま を 合 わ せ る た め に 必 至 で 、思 想 防 衛 を行う。 全 て の 宗 教 は 、人 間 個 々 の 悩 み や 欲 望 を 癒 す た め に 存 在 す
る 。しか し 、個 々 の 生 命 は あ る の だ ろ う か 。あ る と し た 場 合 、個 々 の 生 命 は不変なのか。 残 念 な が ら 個 々 の 生 命 は 、永 遠 に あ る も の で は な い 。我々はDNAにか書かれたコードに従い、生化学反応を36億年間続けてきた。 そして、現存する命はその時点での道化師役や、底辺層、一般庶民層、お金持ち・・・・の役柄を演じて死んでいく。所詮、不公平が有るものの、各時代を喜怒哀楽を持って演じている役者に過ぎない。 し た が っ て 、 個 々 の 魂 に は 過 去 も 来 世 も な い 。 さ ら に 言 え
ば 、個々の生命の過去 、来 世 を 述 べ る 、宗 教 は 誤 り で あ る 。し た が っ て 、宗教は、現世のための生き方を 、示さなければならないが、ま
ず 、個 々 の 生 命 が 、永 遠 で な い 事 を 証 明 し よ う（唯心論の否定、唯物論の公定）。 キリストの生 ま れ た 時 代 、人 類 は 何 百 万 人 い た の だ ろ う か 。そ れが
、現 在 で は 百 億 人 に 達 し よ う と し て い る 。も し 、個 々 の 生 命 が 独立して い る とするなら ば 、人 口 の 少
な い 昔 は 、大 多 数 が 空 間 に 彷 徨っている事になる。 仏 教 の 一 部 に は 、前 世 は 牛 だ 、鶏 だ と 、種 を 超 え て 変 化 す る
思 想 、す な わ ち 輪 廻 転 生 思 想 が あ る 。で は 、地 球 生 成 時 、生 命 体 は ど れ 程いたことであろう。答は 、 ゼロである。 生命の総数Σ＝Σ人間ｎ＋Σ昆虫ｍ＋・・・・ 魂 の 質 量 が 無 く て 空 間 に 冥 没 で き る と す れ ば 、 時 間 の 概 念
が なく な る の で 、 そ の 瞬 間 、 ア ン ド ロ メ ダ 星 雲 の 何 処 か で 生 ま れ て も 、不 思 議 で は な い 。
唯 心 論 を 主 張 す る キ リ ス ト 教 お よ び 仏 教 に 見 られる取り入れやすい妄想だ。 こ の 前 提 を 無理に認める と し て も 、こ れ で は 、個 々 の 魂 が 空間に冥没した瞬間に
、実 態 は 失 っ てし ま う 。 生 命 全 て が 、 生 命 波 の よ う な 概 念 で 解 け 合 っ て 、ア ン ド ロ メ ダ 星 雲
の 何 処 か で 、生 命 が 誕 生 し た と し て も 、生 命 の 不変性が成り立つだけで、個々の生命は継承されない。 逆にいえば、実 態 の 生 命 お よ び 冥 没 し た 生 命 全 て が 、 一 つ の 生 命
体 と 考 え る のが 妥 当 で あ る 。 少 な く と も 地 球 生 成 時 は 、生命の総数はゼロであっ た 。そ れ が 現 在 で は 何 千 億 も あ る 。し た が って 、生 命 体 は 、前
章 にも記した D N A を手段と し た 、一 つ の 生 命 の 進 化（ 分 化 ）と し て 、捉えるべきではないだろうか。 で は 、現 在 を ど の よ う に 生 き る か を 、示しているの が宗教だろうか 。だとすれ
ば 、時 代 の 変 化 に お い て も 、矛 な く 一 貫 性 を 主 張 で きる は ず で あ る 。宗 派 の 分 列 も 起 き な い
筈 である。 しかし 、前 に も 書い た よ う に 、そ の 時 々 の 高い地位に 就 く 高 僧 、神 父
達の思惑によって 変 化 し て し ま う の で 、 統 一 さ れ た 生への 具体的な 指針を示せない 。 各 宗 教 、 宗 派 が 集 ま っ て か れ る 世 界 宗 教 者 平 和 会 議 において
、 共通項を纏めようと しても 、 具体案に入ると利害が対立 して、争いを免れる方策を示し得ない 。 し た が っ て 結 果 と し て 、「 戦 争 反対 」「 人 類 に 愛 を 」 等 と 言
っ た 、 抽象的な綺麗事のスローガン で しか表現できない の で 、課 題 が 残 る ので 、思 想 と し て は 誤 りである 。 大 脳 で 生 じ る ク オ リ ア の 悩 み を 解 決 で き る 残 さ れ た 思 想 は
、 論理的に 解 析 可能な 科 学 で しかない事を 、忘 れ て は な ら な い 。科学は全 て の 人 々 の 幸 福 を 保 証 す る 事 は
出 来 な い が 、 そ れ ぞ れ の 個 人 のレ ベ ル に あ っ た 、よ り 良 い 生 活 を考える材料を与えるだろう 。イラストで説明 7.9残忍な宗教戦争
それでは、宗教が無ければ世界は平和になるのでしょうか？ 答えは否です。 そこでワヤ言う。 戦争って、宗教が有っても無くても、関係なく起こります。人間の生きるための欲望から、起きるものだからです。抽象的に「教え」と言っても、宗教によって欲望を抑制する具体的な方策を、見出せるでしょうか。三大宗教の歴史の流れを見ると、ユダヤ教（B.C12世紀頃→キリスト教→イスラム教（A.D6世紀）、バラモン教（B.C10世紀→仏教（B.C5世紀）→ヒンズー教（紀元前後）の二つの流れがある。宗教は、土着神のシャーマンが語る自然神信仰から、教祖が大衆を分かり易く導く、一信教が主流となる。そして、エネルギー揺らぎに従い、大きくなってくると、エネルギー拡散の法則が作用して、また、分裂し易くもなっていく。教祖の教えを受け継ぐ後世の高僧達は、それぞれの時代の環境下に合わせて、自分達の考えを、大衆に理解され易いように、教祖の話に織り交ぜながら救済していった。したがって、高僧達の間で、異なった感覚的な解釈で話すようになるので、弟子達の解釈の争いの基となって、宗派として分裂していく。そして、分裂したそれぞれは、存続のために正当性を主張して、また、存続のエネルギーを蓄積するために、信徒を集めだす。宗教とはそのようなものです。それぞれの宗教は、受け入れられ易い層に広がって行きますから、受け入れる層の性質で、全く異なった主張になって行きます。したがって、主義主張をするほど対立は深くなり、争いに発展します。 そして、現代の中近東で戦われているアルカイーダやIS等の一番の被害者は、普通のイスラム教徒です。 しかし、実情は生活が苦しく貧しい人、エクセントリックな性格で社会に溶け込めず、虐げられていると感じている人々と、体制側の利益を享受している人々との、争いのように思います。ヨーロッパに住む一般の人々は、自分たちの生活を刹那的に楽しんでいますから、無関心というべきでしょう。
事を奪われて生活が大変になったから、斡旋人にお金を支払ってヨーロッパへ、という人々のように思えます。本当の貧しい人々は、コネもお金も何も有りませんから、そこに踏みとどまり、争いが終わるのを待ちます。 ISのやり方は、失業や貧困に喘いで絶望的になっている若者達や、ドラッグとか傷害事件、強盗などで前科のある若者を、甘い言葉や「イスラム聖戦」という「大義名分」を与えて、テロリストとして育てて、シリアの戦争に利用しています。宗教に入信させて、それを通してのISの誘いは、それまで自分が一種の異端者と思い、社会から疎外されて孤独だった若者たちを、やっと自分の生きる意味が分かった気分にさせます。
非行少年たちは、こうして刑務所内でスカウトされ、改宗するのが非常に多いようです。イスラム強硬派やアルカイーダ、IS勢力の浸透の理由は、非常に複雑です。 それに対して科学は、先人の公理を積み重ねて行きますから、現在でも分派活動は有りません。 我々は、科学を信じているので電気やガスを使い、乗り物に乗り快適な生活を楽しんでいます。科学は、全ての人々を幸福にする事は不可能ですが、ダーウィンの自然選択の下に、それぞれの人々のより良い方策はないものだろうかという、材料を与えます。 困る事は、科学知識を覇権主義に使う国が多いという事です。一部の国は、科学的に考えると、国の発展にはエネルギーの確保が重要だと気付き、拡張主義に走っている国が見られます。 7.10大脳で作られる宗教 宗教は、大脳の省エネのために、高僧の言う事柄をそのまま受け入れる行為です。高僧を絶対視する。大脳の成長過程で、壁に当たった時に遭遇し易い。科学的には、思考しようとするエネルギーの揺らぎが止まっている。自然現象の変化は、脳内仮想空間上で認識されたその時の状況と、一定経過時間後に認識された物理量の変化する状況とが、物理法則の上に成り立っている。勿論、脳内で認識するには、生化学反応を起こし、仕事とenergyの放出を伴う。それぞれの思いは、脳内で生化学反応を起こし、仕事とenergyの放出で認識するが、神という認識を得る仕事は、脳内仮想空間上の認識作りのために、いかようにもなる。会というイメージの存在は、脳内の成長段階でニューロンネットワーク構築時、脳がつかれて省energyを求めた時、神を作る事により、新たな回路づくりを放棄する一過程であり、新たな知識を取り入れる事を放棄し、それぞれの準安定場で満足する事である。したがって、どこの民族も大脳に神を持つことになる。そして、神は想像上のイメージゆえに、それぞれの民族によって、異なるし、その拡張も異なって来る。 7.11科学から宗教を解析する 科学は、熱力学の基本公理を積み重ねながら、論理的に発展させたものです。研究者が多くの仮説を提唱して、それを実証実験で裏打ちしながら、真実に迫る方法を取っているので、科学が分裂して行く事は有りません。そして、多くの人々が科学技術文明を信じ生活を楽しんでしています。素粒子の世界でヒッグス粒子があります。知論上その存在が予想されていましたが、CERNのLHCを使って、ようやく発見され、長年に渡った一つの標準理論が完成されました。科学はこのように、多くの仮説が一つに統一されて行きますが、決して枝分かれをしません。 科学教は、上記の内容を基本として、より多くのエネルギーを使って得られる科学結果を、受け入れる行為だ。過去からの研究の積み上げを絶対視する。その立場で、宗教を考えよう 一方宗教は、それぞれの時代の高僧達が、当時の知識を活用して、感覚的に判断してきました。彼らの教えのどれが正しいのか、検証する方法がありませんので、それぞれの高僧を慕って集まる多くの弟子達が、セクトを作って分裂して行きます。様々に分裂すると、組織を大きくしようと争いが発生します。 宗教によって衆生を幸福に導く条件は、エネルギーが無限大にある場合の話だ。宗教で衆生を幸福に導く条件は、外部環境と種の増殖を、無視した条件でのみ成り立つ。 つまり宗教で語る、「衆生を全て幸福に導くと言う」事は不可能です。それは、科学論理と矛盾しているので、自然界では成り立たない、嘘の詐欺師の問いかけになります。 宗教は、所詮、本人に突然の不幸があって、あるいは不幸が続き、大脳のニューロン回路が混乱した時に受け容れ易い、準安定な省エネルギー回路です。 大脳が混乱している時に、外部から手を差し伸べられると、その僅かなエネルギーで、安易にそちらに流れる。そして、お題目、名号等の儀式を続けると、そのニューロン回路ができて、止める事に不安を感ずるようになる。 信徒は、「自分の信仰や覚醒という妄想」を本物と思い込んで、その魔力に惹きつけられ惑わされ、的を外した世界に連れ込まれてしまいます。世の中のカルトに嵌まった人達を観れば分かるように、一端嵌められてしまった者は、どんな忠告にも決して耳を貸さないで、思い込まされた世界に、頑なに閉じこもります。 科学教を信じよう。お金もお題目も、何もいらない。 宗教にお金など必要ない。ただし、教団の上層部はそれを許さないだろう。 科学の世界では、そのような大脳（心）の状態を、準安定状態という。量子ではenergy準位という。 エネルギーを蓄積させて大脳を成長させる人間も、やがて息詰まり、エネルギーを開放しながら死に向かう。行き詰った過程で宗教に取り付かれる者は、宗教が準安定状態であるので、一見居心地の 良い宗教に安住してしまう。仲間がいると、さらに安心である。しかし、結果的にはそこも地獄だ。宗教を運営する詐欺師達が、人々を甘い言葉で待ち構えて洗脳して、生血を吸おうとしている 準安定状態 - Wikipedia エネルギー準位 - Wikipedia
7.7具体的指針を示せない宗教 ハンドルネーム・ドータクさんが「法華経が初期仏教の鍵だ 第４巻信解品を読め」と言った法華経でさえ、この中に描かれる例え話は、煩悩に悩む人々に良いぞ、良いぞというばかりで、救済の具体的な悟りを記していない。そのたとえ話は、釈迦が、「お前は苦労して俺の考えを理解しろ。そして実践すれば良くなる」、なんて言っているようです。 方便にも、①化城喩品で説かれた中間目標地点と、②寿量品で説かれた良医の喩えのような、一種の嘘があるという認識です。嘘のない方便って、具体的に何を語っているのだろう。釈迦の語る比喩は、誰もが思いつく例え話や、金銀で飾られた大げさなシチュエーションの描写ばかりです。釈迦の弟子達が、それを容認して求めても、あんな贅沢な生活を私は求めていない。生命の真実は、何処に書かれているのか、捜す私には、疑問だらけです。南無妙法蓮華経と唱えることですか。永久の法則を示す方便を知りたい。 私は宗教を信じているわけではない。 如来寿量品16 『我が身』＝『久遠仏』 そして結局は 以前は現代のような豊富な知識もなく、観念的な抽象概念でしか語る事が出来なかった。それ以上は、無理だった。釈迦以降で菩薩でも良い、当時の科学論理を飛び越えて、具体的な説明をした者が出ただろうか。数百年後と言わず、そのような書き込まれた記録が確認されれば、信頼が得られるだろうが、それはありえない。 ＞「宗教よりも科学を信頼しよう」の前は「科学教」だったと記憶しています。これは立派な「宗教」だから可笑しいですね。しかも、その表題を使う方はダーウィンの自然選択説をそのまま人間社会に適用しようとする「社会的ダーウィニズム」の信者のようです。書くことは責任が伴う。宗教を信じている人に対し大変な冒涜をしている。 宗教を信じて、無駄なお金を使う事は、国の損失にもなるからね。科学教と言っても自然科学から導かれるところを信じよという事だ。我々は疑いなく乗り物に乗る。生活必需品を使う。また、御布施なし、お題目なし、イベントなしの宗教だと言っていた。一番弟子は、ユキチだった。どうして古すぎると思うか分りませんが、科学は実証の積み重ねですから、最近はネダーウィニズムという形で、進化の歴史をより精度よく語るようになっている。それにDNA解析を中心とした分子生物学の分野で、同じ傾向を示しているので、科学的だ。 勿論、炭素14放射性同位元素を使った考古学も同じ傾向にある。ダーウィンの自然選択に適応するに、私のDNAは、厳しくて残酷な試練を乗り越えなくてはならない。 ＞我々人間一人一人はこの広大な宇宙から見れば病原ウイルス一匹にもならない極小脆弱な生き物だ。宗教に安寧を求めても誰も悪口は言えない。 それは自由ですが、幹部に生き血を吸われて、生活保護申請者が出てくるのは、社会問題だ。彼らは、生き血を吸った後は、身銭を切らずに、税金で助けようとする。我々は、生化学反応を繰り返しながら、反応系を維持している時が生だ。反応が終われば死です。 生きるためにお互いが、生活に必要なATP（アデノシン3リン酸）を求めて、食い合う。そのenergyの揺らぎ（ワヤ言う）は人間社会にも適応されるのは当然、ニンゲンだけが例外と言う事はない。ダーウィンの自然選択は、弱者に厳しくて残酷な生き方を与える。したがって、各自、己の立場を要素還元して、己にbetterな生活を組み立てる。生きるために、各自の努力が必要である。 ここが「信じれば救われる」と嘘を言う既存宗教と違う所だ。科学は日々進歩している、まちがいも修正している。宗教は日々の進歩は感じない、 現在、科学で判明したことを否定する宗教ってないでしょう。それほど宗教は科学に押されっぱなしでしょう。 >それでもあなたは宗教が大切だと思いませんか？人間は生きていてあれこれ考えると普通誰でも宗教の必要性を感じるものです。あなたは感じませんか？ 私は全く感じません。
し伸べられると、その僅かなenergyで、安易にそちらに行く。そして、お題目を続けると、そのニューロン回路ができて、止めることに不安を感ずるようになる。老婆心ながら、宗教にお金などかけないことだ。お金をかけずに信じるようになれば、お金はいらない。 ただし、上層部はそれを許さないだろう。>宗教は弱い人間を守るためのよろいであり弓であり、矢でもあります。自分で考えて間違っていると思えばそういえばいいのです。 あなたは、確かに弱い人らしいです。
そうです。組織が大きくなれば成るほど、それを維持するenergyもバカになりません。したがって、政界に進出し、政界の陰となって、存続のための法案を作り防御する。宗教法人の税は優遇されています。会員を集めてエベントを開き、規模の大きさを誇示して安心を与え、安心料として、ものを売りつける。宗教でも、生き抜くために、時代に対応して宗派ができて、新しい宗派対応してはいきますね。 酸素の1/3を大脳で消費してものを考える。DNAの自己組織化が止まりだすと同時に、大脳の成長も止まる。性反応系は、反応維持のために、より省energyで存続することを求める。 ＞脱会したい人はさっさと脱会しますよ。 これがなかなかできない。 会員が煩く付きまとう。 ＞ここは日本だからいいけどキリストの国やイスラム教の国に漏れたら標的にされると思い善意であなたに忠告しておきます。 ヒカリさんが言います 神や仏の存在を信じられている方々は、現代の最先端科学にも目を向けてみられては如何でしょうか？ 人工知能の分野では、機械による超知性の爆発を意味するSingularity(技術的特異点)が現実味を帯びています。やがて機械が人類の能力を超える時代が来ることを意味します。一方、バイオの分野では今やゲノム編集が可能な時代です。ES細胞やIPS細胞などの幹細胞からは、技術的には色々な臓器を自由に作り出すことが可能です。もしかしたら不老不死の時代がやってくるかもしれません。これらは、いずれも昔は神の領域とされていたものです。 7.12その他 7.12.1 教祖は現代人より賢いか 今でも多くの人々が、釈迦、キリスト、マホメット等の教義を信じてそれらを敬い、信仰の対象として儀式を行い、お布施・・・・を支払って、心の安らぎを図っている。しかし、教祖は現代人が尊敬するほど、知識・・・で賢かっただろうか。お金をお布施と称して寄進したりする行為に、お金が勿体無いと思いませんか。生活のために使った方が、良いと思いませんか。2000年以上前に生まれた、科学知識の乏しい賢人達の教えを信仰しているのは、とても可笑しい気がします。彼等は、飛行機も自動車もテレビも、食べ物を構成している原子も、分子も知りません。それらにエネルギーが有る事も知りません。宇宙の構成や生物とは何かなどは、全く分かっていない。祖先の知識を積重ねてきた我々の方が、ずっと賢いでしょう。キリスト教のある一派は、科学の発展により矛盾した教義を取り繕うと、疑似科学をベースとしたスコア哲学なんて分野を作り上げたが、所詮、科学的論理展開で、矛盾の上塗りになっているだけです。しかし、科学知識のない庶民には、効果がある様で困ったものです。 7.12.2運命は人間を支配しているのか? ワヤに問う。孔子は、人の運命について「自分の努力と天命」と言っています。そうです「人事を尽くし天命を待つ」です。そこでお尋ねします。あなたは、人生の運不運を信じますか。天運や天命はあるのか。 ワヤ答える。人は生きているのではなく、生かされていると言いますね。運命というよりも、偶発的な確率で、何ともならない状態に陥ります。それぞれの人に組み込まれたDNAとか、出会いとか・・・、考慮する因子が多すぎますから、運命を受け入れざるを得ないでしょう。そして自然現象は、それぞれの個人を中心に動いていません。最終的に、我々の生命は死んでなく無くなるが、DNAに書き込まれた生化学反応系は、自然現象に対応しながら続いていきます。仏教で言えば小乗である我々は、運不運を伴いながら死にますが、大乗の流れが続きます。我々は、ランダムに起きる確率分布の中で、生きているだけです。 また、わたしと議論した一人に華厳経とフィンマンの経路積分と結びつけて運命論を語る者いた 7.12.3死者の儀式
者の刺激を直ちに消去できず、どこ何処かに生きているとして、ショートカット回路をこしらえ、大脳を安心させる。また、死者の生活様式、性格、行為・・・を思い浮かべ、感覚を用いて共感するところを強く印象付ける。論理的には死者の存在がこの世から消えたことを、現実に受け入れて耐える。亡くなった者の写真と語る。死者が残そうとしたものについて、時間軸を考慮しながら考察し、必要ならば継承する。宗教団体や葬儀屋が勧める、費用のかかる儀式は行わない。貧しい者が、お布施と証する寄付を行う必要はない。 7.12.4仏法が一般的に説くのは「因果の理法」 大脳を進化させた人間を始めとする哺乳類は、感覚を通して感情のやり取りで、集団生活の情報交換を行い、組織を維持してきた。しかし、感覚とは、その時の外部環境下での意思疎通である。したがって、村のお祭りなど集団儀式に感情の交換で盛り上がりはあるものの、時間軸による外部環境変化を織り込めず、長期的には誤りのことが多い。衰退もある。仏法の因果の法則を熱力学の法則とすれば科学的な事実と同じです。そうでなければ誤りだ。 例証 ★
仏教の「因果の理法」は感覚による展開★ ★科学教による「因果の理法」★ 小乗 一般で語られる小乗はウィキペディア（Wikipedia）を参考にしよう小乗 - Wikipedia 個人の解脱、悟りであるが、小乗どう生きるかを説く。 科学教においては；それは個々の命。絶えず作られる細胞と、アポトーシスなどを持って死しんで行く細胞の流れで生きている。そして個々の命が保たれている。空となって太極拳を舞う。意識を捨てて太極拳を舞う。自然体で舞う。是、科学教における小乗仏教。多くの人々は小乗を悟ろうとせずに、自分のために刹那を楽しみながら生きている。それも人生です。 大乗・因果応報・無常観 ウィキペディア（Wikipedia）から大乗仏教 -
Wikipedia。そして因果応報は過去世からの行いの報いから来るとしている。その中で無常観が発生する。これを昔の人は感覚的に感じて無常という言葉を見つけた。 科学教においては；大乗の流れ；それは個体の生死の流れの中で、エネルギー揺らぎを大きくしようとする生命系の流れである。熱力学の中に在る熱の揺らぎの一種、生化学反応エネルギーの蓄積・集中の流れだ。したがって、自然界で流れているエントロピー増大の流れに反する、何時でも崩壊の可能性を持つ。揺らぎが大きくなるほど不安定で崩壊し易い。我々は生命系（複合生化学反応）の進化の中の一つの細胞・己です。 当然自然法則に支配されている、生化学反応で成り立っている人間の大脳にも、それは言える。 大脳は外部エネルギーを集めて、自然界で起こる様々な事象、対人関係・・・を、より高い精度を持って判断しながら、己の生体系を守るために発達してきた、散在神経系器官である。大脳はより高いpotentialに登り、より多くのエネルギーを集めて考えたり、動いたりの仕事をする。しかし、当然その上り詰めるpotentialも連続でない。エネルギーを集める事に疲れて休みたい、エネルギーを放出して考えるのを放棄したい・・・、自然界の法則・エネルギー拡散の法則が甘い誘惑を呼びかけてくる。 さらに比喩的に話すと、より高いところから遠くの景色を眺めたい、そして一生懸命に山に登るあなた方だと仮定しよう。 山に登ることはpotential energyを高めることだ。でも各自の持つDNAに刻まれたコードの良し悪しとか、外部環境によりenergy不足で途中で休みたくなることがあるだろう。止めて地上に降りたくなることもあるだろう。下りは転がるように楽に降りる。転がる途中にある準安定場、その時々の休憩所が宗教とか、同じ悩みを持つ集合体だ。 たまたま近くに同じようなpotential energy状態の塊が有ると、誘いに乗ってそこに落ち着く。同じ仲間の集合体や集団に帰依していれば、各自の主体的なenergy集めを放棄できる。それは楽だ、快適だ。集団の知恵の中で、上部組織の洗脳下に置かれていく。その快適な準安定なpotential状態で満足していく。 勿論彼等のような仲間が増加すると、上層部はエネルギーを吸収して、さらに大きな準安定なpotential状態になっていく。そして、準安定な集合体同士でその奪い合いをする。 グラフをイメージしてみよう。 縦軸をpotential energyの軸で横軸を地球平面とすると、地球平面には非常に沢山のpotential状態で固まっている人間達の集まりがある。そしてワイワイガヤガヤ切磋琢磨している。ただ、科学教のみがpotentialの準安定状態が無く、科学知識の豊富な者はかなり高い山から平地を眺めることも出来るが、人によっては身近な空間しか見られない人もいる。何れのSNSも見てみると、後者の方が圧倒的に多い。卒業後も知識を得よう、勉強しようと思う人が少ない上に、仕事が勉強であるような環境の人が少ないからだろう。 (-_-;) (-_-;) (-_-;) (-_-;) 全てを論理的に理解しようとしても、現代科学の先端は裾野が深く広がっていますから、知識の豊かな人でさえ、全てを理解することは出来ません。つまり、各自の基礎学力が違いますから、誰も各専門分野を全て理解することは不可能です。したがって、宗教のように丸暗記で、科学から導かれる結論を信じようというのが、科学教です。我々は科学の積み重ねにより得られた、乗り物に安心して乗っているし、電気を使っている。 科学の発展は、PETやMRIの精度も向上し、大脳の「クオリア」を生み出すメカニズムを明らかにして行くことでしょう。脳内分泌物の解析から、怒りや喜びの状態が明らかになりつつあります。娯楽産業ではお金儲けのために、芸能界の人気者を追っかける庶民に、如何にドーパミンをださせるかに、知恵を使うようになりました。それは、苦しい時に何かに縋る、宗教を信じる感覚にも通じそうで、その心理などは、大脳のenergy揺らぎの中から、明らかにさせるでしょう。 討論 宗教は過去の高僧達が積み上げた思想 http://smcb.jp/column/detail/6613613/ YAHOOの討論から このやり取り、面白かったので私も僅かの期間ですが参加した。
科学は神といってもいい 同感 ワヤ 2002/
5/ 3 18:10 [ No.16289 / 88384 文章が少し難しく、私のような凡人では、曲解して解釈しているかも知れませんが
人間革命 denden64_51さんとの科学教に関するお話 雪王位さん、水色さん、ルッカさん、tukonin800と科学教 人間革命から mkkojhkl >日蓮宗様、日蓮正宗様。あなたがたは創価学会と同じなのですか？ おかしな書き込みに気がつきましたら、是非訂正をしてほしいとおもいました。私は日蓮宗のことは、少し勉強しました。創価学会とは全く違うと認識しています。お願いですから、放置しないでください。経は、お釈迦様の言葉ですよね。大切にしたいですよね。（さんさべつなかるべし）ですよね。
ワヤ お釈迦様は科学が苦手だったので、人間という生命体の生きるための必要条件を知らなかった。そこで、彼の脳をフル活用して当時の道徳観で地湧の菩薩達にお話をしたのだと思います。経はお釈迦様の言葉らしいです。お釈迦様は大昔、まだ人間が自然に対する知識を持たなかった頃、賢人・釈迦が庶民の浅はかな心を救おうと、生いっぱいの知識を絞って考えた。 したがって、自然科学の知識が無いので間違った表現や誇張した表現も多い。そのような釈迦の言葉をベースに作られた経のうち、法華経の教義を信仰する人が多い。但し、経は論理的、具体的記述ではないので、高僧達の教義の推論、解釈の違いで、時代に合わせた様々な宗派が出ます。宗教とはそのようなものです。既存宗教は自然科学と結びついた論理的展開が無いので、外部環境の変化で集団の生活が苦しくなると、高僧が新たな解釈を編み出して宗派が発生する。教義が変貌するは当たり前だ。 創造論と進化論 Waya4からtemporal_aniccaa 2007/ 4/ 1 8:28 [
No.12344 / 12496 ] >「孫に私のＤＮＡが受け継がれていると思うとうれしい。」
創造論→創造を織り込んだ文学的展開が可能→庶民に快楽や安心を与えるものならば嘘があってもよい。→宗教 科学は論理と実証の組み立て故に、仮説による分派が現れてもやがて吸収されて、第二の科学はできない。 科学の導く流れに分派はない。様々な仮説が提唱されようと、庶民をばら色の世界に導くものでないが、一つの法則に収斂していく。普遍性 ＞「さまざまな生物に変化」しない単純な生物は存在しておるんでッかね？ *＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ セキバさんへ；
でも、幼い時、漠然と脳裏に残った地獄や天国が、10戒論や禅的な思考を学んで、人間の心の心理として捉えるようになった。私の思考に大きな影響を与えてくれました。何時の時代かはわかりませんが、化学の先人が発見した化学現象が、理論物理の検証に役立ったように、近い将来、哲学も物理学の一つのジャンルとして役に立つでしょう。自然は熱力学の法則にしたがい流れるのみ。 >waya氏はこちらのトピは長いのですよね。諸『思想』との関係において、自然科学の中では進化論が最も注意を要する分野であることは、ご存知だろうと思います。
平衡系の話はともかくとして、専門外ながら進化論に興味を持ち、人間の進むべき方向を知りたいと思うワヤの進化学知識から見ると矛盾するので、専門家に聞いてみたかった。生物化学者の立場から、科学から導き出されるベクトルを政治家に示さないのか不思議に感ずる。主張に自信がないのか、補助金や地位に恋々としているからか、科学の基本は世界の誰が展開しても矛盾を呈しないロジックです。世界の共通語です。ですから、専門家の立場で主張して欲しい。 ＞「仏陀が衆生を悟りへ導くための言葉」或いは「仏陀ではない世間の人々の真理」で「世間諦」と言われるもう一つの真理です。
＞「神」も「電子」も「酸素」でさえ人間は目にみえないちゅうことかい。
感情の問題
(2002/02/02) ＞「気が滅入る」というのは、感情表現の１つである。「イライラする」というのもそうであろう。確か、かつて、「Control your emotion!」を自らのモットーの１つにしたことがあった。感情は常にネガティブな状況を生み出す危険をはらみ、それゆえ、日常の小さな出来事にあまり感情的にエネルギーを浪費していてはいけない、というような心構えだ。 科学を愛するものとして、貴方の小乗仏教的なモチベーションに不満です。もっと大きく考えようよ。科学があって、近未来を確かな確率で予言できる。それは積み重ねで論理を展開するから、遠い将来地球上の生命体は滅亡することが判った。科学があって文明を享受している。科学があってよりいっそう私を知ることができた。哲学と結びついて人の辛さや温かさを学んだ。生の無常、残酷さも学んだ ＞私はとまどうばかりで、目の前で展開している、宗教分裂においての、対処で、精一杯。
政策決定における科学の健全性回復」という書簡で理論物理学者のクラウスが痛烈な社会批判をしている。 >思えば仏陀の出家も、多くの悲惨を目にした事がきっかけだった。 しかし原始仏教は「神」に相当する超越的調停者を立てずに、己の認識の底へ降りてゆく事によって、この苦難と向き合った。人間の倫理については、多くの人々が古代からのテーマとして考え続けている。彼等は共に感化されながら、それぞれ正しいと信じた思想を人々に訴え掛けていったであろう。しかし、彼等の思想は、歴史の変化とともに真実を伝えるまでもなく、大衆には受継がれず名前と倫理の知識のみを残しがちとなる。 >私たちの食料の分配量が減っているでしょうか. 増加していますよ。我々は生き延びようと、外部環境を食料生産に適するように変たり、逆にバイオ技術とかで当環境に適するように遺伝子組み換えをした品種を開発している（エンタルピィ項）。また、弱肉強食ではなくて、優勝劣敗という。人間に食われる生物も、結果として人間の繁栄において世界に拡散していく（エントロピィ；拡散の定理）。
科学結果の語るところは、ダーウィン自然選択の下に全ての人が等しく幸福になることはない。親から受け継ぐ遺伝子と各自の育つ外部環境を要素還元的に解析し、各自が各自の能力に合わせて人生設計せよということぐらいだ。 日本の天皇制が男系をなんて議論があるが、遺伝子の一種ミトコンドリアは女系であることの典型例ですね。「皇室典範」の議論は、科学を愛するものとして不満がある。前にも記述したように人間の祖先はタンザニアを発祥としている ワヤさん 多くの人がエスカレーターの片隅に乗る不思議（動物はマインドコントロールで覚える） 11月21日 19:47 皆さんはエスカレーターに乗る時、何所に乗りますか。多くの人が両サイドまたは真ん中に乗りません。歩いたり走ったりは禁止ですと書いてあるのにルールを無視して急ぐ人を気にするのか、全ての人が片隅に乗る。ご婦人が子供に多くの人々の行動からエスカレーは片側に乗る物と決め付けて、理由もなく子供に片側に載ることを教える。子供達はそれを盲目的に暗記して覚える。しかし、エスカレーターの軸の荷重重心を考えると、真ん中または両サイドに乗ってバランスを取るのが軸の磨耗に優しいわけです。多くの人が片側に乗るのは不思議ですね？企業では”fail & safe” とか「ヒヤリハット」運動教育で安全サイド教育をしますが。またエスカレーターは軸で受けていますから、バランスが効きます。万一人為的ミスで手抜きが起きた時、バランスが取れていると、事故を最小限にします。多くは自分に「マインドコントロール」を掛けて大脳で考えるenergyを省略し、多くがしている事柄を疑問なく行うことだ。 ”fail & safe” とか「ヒヤリハット」運動。 ＞私たちが手を合わせ、ある人は信仰する・信じる「神」というのも・・・ 生かされるのではなく主体的に生きる。 私は上記の事を若い時から考え、人間と言う生命を要素還元して組み立て、世の中の事象がそれなりに分かっていたのでそれなりに必死に対応しています。真剣に生きれば生きるほど残酷で厳しい人生を理解できます。漠然と生きていると「生かされている」という諦めの元に何も分かりませんし、気付きません。 ＞幽霊はいると思いますか? ＞幽霊はいると思いますか? いまだあの世は無いと答えている人がいます。ワタイはそんな人でも棺に納め、あの世に見送っています。もう春なのにワタイの股は冷たく擦り切れたままでも暖かい温もりを感じています。＞×＜ 幽霊は大脳の仮想空間上で作られる錯覚のイメージです。大脳は仮想空間上のイメージと、外部刺激から来る実在の世界との比較により身を守ります（生化学反応系の維持）。既存の大脳ニューロン回路が外部刺激と照合できず、理解できなくなり不安な時、幽霊はenergyの省力化によって作られます。実在世界に幽霊は存在しません。世界中の人々が宗教儀式をしますが、宗教儀式そのものに意味が無いのです。自然科学者が何故それを叫ばないか不思議です。 |